7章

再調達原価の定義

再調達原価

再調達原価とは、対象不動産を価格時点において再調達することを想定した場合において必要とされる適正な原価の総額をいう。

なお、建設資材、工法等の変遷により対象不動産の再調達原価を求めることが困難な場合には、対象不動産と同等の有用性を持つものに置き換えて求めた原価(置換原価)を再調達原価とみなすものとする。(不動産鑑定基準より 2022.04.14)

建物においては新築、敷地においては最有効使用の状態であることを想定して求めた額である。